徳川将軍家御膳米 輪之内町 八木達也さん(42)(産業課)
◇歴史と一緒に味わって
輪之内町で作られた米が江戸時代、徳川将軍家で食べられていたことをご存じでしょうか。
昔から美濃地方は、肥沃な土壌で、米のおいしさでは有名でした。揖斐川と長良川に挟まれた町内全域は、江戸初期から徳川幕府の直轄領で、将軍家に納める米を「御膳米」と呼び、大切に育ててきた歴史があります。
当時、御膳米の扱いには、米を一粒ずつ選別していたほどの慎重さ。栽培も、田植えの時期が決められ、肥料もふん尿では失礼にあたるので、干しイワシが使われていました。
この歴史を後世に伝えようと、昨年度から町内産の米を「徳川将軍家御膳米」と名付けブランド化しました。品種は県産米「ハツシモ」。当時とは違う品種ですが、有機肥料に減農薬、地下水を使うなど品質にこだわり、今年は400トンの収穫を見込んでいます。粒が大きく、もっちりとした食感が最高です。
参照記事アドレス
http://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/feature/CO011751/20141110-OYTAT50021.html
5kg入 税込販売価格 2280円
販売は前田酒店です
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